フロールエバー|プリザーブドフラワーのブランドの紹介

みずみずしさと美しい発色が人気のプリザーブドフラワー。

プリザーブドフラワーといえばバラやカーネーションなどのお花を思い浮かべる方も多いかと思います。

プリザーブドフラワーの「プリザーブド」とは「保存された」という意味です。

プリザーブドフラワーは専用の薬品を使って植物を鮮やかな状態で長く保てる加工が施された花材の総称です。

バラやカーネーション以外のお花は、アジサイやマム(菊)、カスミソウなどの小花などたくさんの種類があります。

他にもペッパーベリーなどの実もの、バラの葉やヒムロスギなどのグリーン、モス(苔)などのプリザーブド花材があります。

これら全てがプリザーブドフラワーなのです。

プリザーブドフラワーはファッションと同じようにトレンドに合わせて新しい商品がシーズンごとに発表されます。

プリザーブドフラワーを販売しているメーカーはいくつもありブランドごとに特色があります。

この記事では、プリザーブドフラワーの大手ブランドの一つ・フロールエバー社の特徴や歴史をお伝えいたします。

プリザーブドフラワーのブランドの中でも老舗ブランド・フロールエバーのお花の魅力が伝わればうれしいです。

この記事の著者

プリザーブドフラワーデザイナー

小野梨花

RikaOno

プロフィール

プリザーブドフラワーの教室を運営や、都心百貨店でのデザイナー経験、ECショップ運営、コンテスト入賞多数のプリザーブドフラワーに魅入られて、つくり続けているプリザーブドフラワーオタク。 プリザーブドフラワーオンライン動画スクールの企画・撮影・編集をしています。

フロールエバーとは|プリザーブドフラワーブランド

フロールエバーはプリザーブドフラワーブランドの第一人者とも言われている企業の一つです。

お花の輸出量世界第2位を誇る南米のコロンビアを中心にプリザーブドフラワー専用の農園で自社生産をしています。

フロールエバーは花の生産に適した気候や風土を活かし、品質の優れた生花を厳選して使用しています。

フロールエバー社のプリザーブドフラワーの特徴はまるで生花といっても過言でないほど柔らかくしなやかでみずみずしい花姿です。

また、自社農園から自社工場での生産を一貫しておこなっているための、品質の高さはプリザーブドフラワー業界を牽引し続けている大きな理由の一つとも言えるでしょう。

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フロールエバーはコロンビアをはじめ複数の拠点で生産を行い、安定供給とバリエーションの増加に努めています。

フロールエバー社は独自の加工技術を駆使したプリザーブドフラワーを1998年から日本で販売開始しました。

毎年新しいトレンドや流行を取り入れたプリザーブドフラワー・プリザーブドグリーンを開発、豊富なデザインの提案を行っています。

近年ではドライフラワーにプリザーブドフラワーの鮮やかな着色を加えた独自のラインも発表しています。

シーズンごとに期間限定数量限定で発売されるトレンドカラーの数々はプリザーブドフラワーに今までなかったカラーも多く、ずっと使いたいと思うものもあるほどです。

また、日本での販売当初からプリザーブドフラワーのコンテストや展示会などのイベントを積極的に開催し、プリザーブドフラワー業界をけん引しています。

知っておきたい!プリザーブドフラワーの「あるある小噺」

ブリザードフラワー?プリザードフラワー?ブリザーブドフラワー?

プリザーブドフラワーで紛らわしい表記の間違い。よくあるものをまとめました。

◆「ブリザード

ブリザード」は猛吹雪のこと。

ブリザード」の凍らせるイメージが、保存されたを意味する「プリザーブド」と誤解してしまったのかもしれません。


◆「プリザード

聞きなじみの少ない「プリザーブド」の語感を「ブリザード」の語感と間違えてしまったのでしょうか。

過去形の「」の一文字が足りない惜しい間違いですね。

◆「ブリザーブド

正解の「プリザーブド」と語感は同じですが、「ブリザード」のイメージが強すぎたのでょうか。

」と「」が違った惜しい間違いです。

講師
講師

オーダーやショップのお問い合わせでも「ブリザードフラワー」「ブリザーブドフラワー」とおっしゃるかたも多くいらっしゃいます。

「プリザーブドフラワー」(Preserved Flower)とは日本語訳すると、「保存された花」という意味。

ですが、なじみの薄い英単語ですので上記のように間違って呼ばれるのかもしれません。

検索エンジンに上記のあるあるワードを入れても正しく「プリザーブドフラワー」の検索結果が表示されますので

ご安心を。

フロールエバーのプリザーブドフラワーの特徴

フロールエバーはプリザーブドフラワーの老舗ブランドです。

フロールエバーではプリザーブドフラワーの主流のバラは8種類の異なるサイズを用意しています。

大きさによって異なりますがMサイズのスプレーローズは40色以上の豊富なカラーバリエーションを展開しています。

バラ以外にもカーネーションやアジサイ、ランなど多くのプリザーブドフラワーを取り扱っています。

またユーカリなどグリーンの葉物、モス(苔)などのサブをかざる花材も幅広く提供しています。

更にプリザーブドフラワーと相性の良い、鮮やかな色彩を持つドライフラワーも開発するなど、プリザーブドフラワーには欠かせないブランドとして、幅広い製品を提供しています。

フロールエバー社のプリザーブド花材の魅力といえば「鮮やかな発色」「海外ならではの色展開」と言えるでしょう。

それではフロールエバーの4つの特徴をご説明しましょう。

  • 安心安全にもこだわった自社で一貫した生産過程
  • 環境に配慮したものづくり
  • 徹底した品質管理
  • フラワーコンテストの開催

①フロールエバーの特徴【1】安心安全にもこだわった自社で一貫した生産過程

花の栽培に最適な南米の「花の国」コロンビア。

コロンビアの南北に貫くアンデス山脈に位置する首都ボゴタの標高は2,600~2,800m。

その首都ボゴタ周辺の肥沃な地域でフロールエバーは発祥しました。

フロールエバーではプリザーブドフラワーの材料となる生花の多くは工場周辺にある専用農園で大切に育てています。

年間を通して、常春のような気候と標高による昼夜の気温差を活かし、サイズや品質、花の状態などすべての面でプリザーブドフラワーに最適な花を丹念に栽培し収穫しています。

そしてプリザーブド加工をする前に一輪ずつ多くのチェック項目を通して、規格に当てはまる花を厳選して選別しています。

プリザーブドの加工液には食品や医薬品にも使用される安全な成分を、着色料には食品や医薬品、衣料品で使用されるものを選んでいます。

フロールエバーは人体や環境に対して最大限配慮し、影響を最小限に抑えているのです。

品質管理も加工された花を再度一輪ずつ検査して、品質・サイズが規格に収まっていることを確認した後、箱詰めされます。

完成した製品はトラックに積み込まれ港に運ばれます。

コロンビアの港から日本に運ばれた製品はいったん宮城県の倉庫に保管され、販売店に出荷されています。


②フロールエバーの特徴【2】環境に配慮したものづくり

フロールエバーはSDGs(持続可能な開発目標)に向けた様々な取り組みをしています。

水を大切に使用

雨水の使用と浄化システムを活用して、水の再利用を促進し地下水の過剰な汲み上げを抑制しています。

また農園内の温度調整にも雨水を活用し、電力の使用量を削減しています。

環境に配慮し、水を大切にしたプリザーブドフラワー生産を行っている企業です。

大地にやさしい生産

不要になった植物を廃棄せず堆肥として再利用しています。

これにより土壌改良を行いながら環境に負荷の少ない生産を実現しています。

大地に優しいプリザーブドフラワーの生産につとめている企業です。

エコフレンドリーパッケージの推進

資源利用の削減を目的としたエコフレンドリーな環境に優しく負荷の小さなパッケージに移行を進めているようです。

従来のパッケージから紙の使用量を削減することで、地球環境に梱包の面からの配慮も加わったようです。

繊細なプリザーブドフラワーの花びらを傷つけずに、最小限の梱包で届けられる技術とノウハウを培ってきているからこそと言えるのではないでしょうか。

教育格差の是正

フロールエバー社は、2006年から両親を失った子供たちの職業訓練と学習を支援するフロールエバーハウスの活動に取り組んでいるとうたっています。

また、卒業生への雇用機会の確保にも取り組んでいます。

プリザーブドフラワーを通じて、大きな社会貢献を担っている会社の一つです。

③フロールエバーの特徴【3】徹底した品質管理

フロールエバー社は自社農園と自社工場で丁寧に作られるプリザーブドフラワーが魅力です。

丁寧に栽培された鮮度の高い生花から加工にふさわしい花を人の手で一輪一輪厳選されているようです。

生花に近い触感と透明感を保ちながら、花弁の肉厚でしなやかな特性を引き出しているフロールエバーのプリザーブドフラワー。

基本的にプリザーブドフラワーに加工する際にはブリーチ(脱色)を行いますが、フロールエバー社は花を脱色せずに特殊な着色方法を採用しているとうたっています。

そのため花がより自然な色合いを保ちながらも、傷みにくく持ちがいいといわれています。

さらに、プリザーブド加工に用いた化学薬品のリサイクルや無害化にも配慮しています。

環境への影響を最小限に抑えながら、持続可能な製品を提供するための取り組みが行われています。

④フロールエバー特徴【4】プリザーブドフラワーのフラワーコンテストの開催


日本で最初に開催されたプリザーブドフラワーのコンテストはフロールエバーが開催したものだと言われています。

それから毎年「フロールエバープリザーブドフラワーコンテスト」を開催しています。

多くのプロやアマチュアの方々が応募し、その年ごとに様々なテーマに沿った新しいプリザーブドフラワーの表現を生んでいます。

近年ではこのコンテストが「フロールエバーWEBコンテスト」として、海外からも多くのエントリーが寄せられています。

毎回変わるテーマは花の枠にとどまらず、プリザーブドフラワーが持つ新たな可能性を追求する場となっています。

業界内外から注目を集める素晴らしいコンテストになっています。



フロールエバーのまとめ

いかがでしたか?

プリザーブドフラワーのブランド、フロールエバーの魅力をわかって頂けたでしょうか。

プリザーブドフラワーのトップブランドとして品質の高さ、話題性のある商品づくりは必見です。

トレンドや流行に合わせた商品開発に加え、環境に配慮した生産や製造の取り組みにも積極的です。

更にカタログやコンテストを通じて、さまざまなアレンジのアイデアを得ることができるという点もとても魅力的です。

フロールエバーを調べることによってプリザーブドフラワーの魅力をさらに知ることができるでしょう。

今回の紹介が、プリザーブドフラワーについて理解を深めるきっかけやアレンジメントのヒントになってくれれば幸いです。

まずはフロールエバーのWEBサイトにアクセスをしてください!

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